第6回 日本腎・血液浄化AI学会学術集会・総会
大会長 菊地 勘(医療法人社団豊済会 理事長/下落合クリニック 院長)

このたび、2026年11月1日(日)に開催いたします第6回日本腎・血液浄化AI学会学術集会の大会長を務めさせていただくことになりました。日頃より透析医療を支えておられる皆様に心より敬意を表するとともに、日々のご支援・ご協力に深く感謝申し上げます。
本学術集会のテーマは「AI(愛)ある透析医療へ ~デジタルがつなぐ人とケア~」です。透析医療の根幹にあるのは、患者さんの生活に寄り添い、日々の変化に気づき、支え続ける“人のケア”です。これは、どれほど技術が進歩しても揺らぐことのない透析医療の本質であると考えております。
一方で、近年のデジタル技術やAIの進展は、臨床現場に確かな変化をもたらしています。リアルワールドデータ解析による治療最適化、センシング技術を活用した安全管理、画像・音声・文章解析による意思決定支援、さらには災害時の情報共有や感染対策など、従来の経験だけでは補いきれなかった領域への応用が広がっています。AIは冷たいテクノロジーではなく、医療者の観察力を補完し、患者さんの生活を守る“新しい相棒”であると捉えております。
本学術集会では、医師、看護師、臨床工学技士、研究者、行政、産業界など多様な立場の専門家が一堂に会し、実践に基づく知見と課題を共有し、透析医療の未来像を多角的に議論します。AIやDXの力で人と人、施設と地域をつなぎ、より質の高いケアを実現するために、皆様の経験と知恵を持ち寄っていただけますと幸いです。
2026年、皆様とともに“AI(愛)と人のケアが調和する透析医療”の新たな一歩を踏み出せることを、心より楽しみにしております。